こんにちはユウスケです。
僕は現在製造業で働いています。
製造業と聞くと「汚い」「臭い」などいわゆる3Kなんかをイメージすると思います。
実際に始めてあった方に「製造業で働いています」というと、ものすごく悲しい顔をされることが多い。
僕の働いているところは、多少は汚れますけどそこまでではありません。
製造業も環境面で変わろうとしている会社もたくさんあるので、もう少し良いイメージになってくれればなといつも思っています。
そして、今回は「製造業」は本当にダメなのか?というテーマでお話ししたいと思います。
製造業で働いている方や転職を考えている方の参考になれば幸いです。
製造業はもうやばい?【まだまだ大丈夫!】

製造業で働いて15年たった僕の結論から言えば「まだまだ大丈夫」だと思います。
最近AIによって仕事がなくなると言われていますが、だいぶ先のことですし、人間の手によってしか出来ない仕事もたくさんあります。
例えば、僕の専門は金属加工のお仕事です。
金属加工の現場では、どんどん自動化が進んでいます。そんな、金属加工の仕事でもまだまだ人間の手によってしか出来ないようなこともあります。
しかし、製造業が昔のような勢いを取り戻すことはないと思っています。良くて現状維持ができれば御の字かな・・まあ、日本全体が縮小していくことを考えれば当然ですね。
こんな時代に売り上げを伸ばしている企業
先日、ニュースアプリを見ていたら、面白い企業の記事があったので紹介します。
井口一世
1回聞いたら忘れない名前ですけど、順調に売り上げを伸ばしている金属加工の企業です。
従業員45人で売り上げは108億円です。製造業に身を置いている方なら分かると思いますが、脅威的な数字です。
そして、従業員の7割が女性で文系出身なんだとか。
なんとも、夢の国のような会社ですが、社長の井口一世さんのお言葉も素晴らしい。
『3Kではなく社員が友達にも親にも自慢できるような製造業を目指したい』
『これからの製造業は熟練の職人を育てるのではなくて、データーを使ってイノベーションを起こせる人材が必要』
このような企業が増えていけば、まだまだ日本の製造業も大丈夫だと思います。では、製造業で働く際の収入面はどうなのでしょうか?
製造業の年収

製造業の年収は恐ろしく低いと思われがちですが、そこまで低くはありません。
日本人の平均年収は約441万円。中央値では約360万円です。
製造業でも業種によってかなり違ってきますね。ちなみに僕の年収は金属加工業で550万円くらいです。
今年の夏のボーナスも90万円くらいなので、多くはないですがきちんと生活できる金額はあります。次に製造業のメリットとデメリットを見てみましょう。
製造業のメリット

コミュニケーションが重視されない
コミュニケーションが苦手で一人で黙々と作業するのが好きな人には向いています。僕もコミュニケーションは苦手なので製造業以外はないと思っています。
自分の性格にあった仕事を選択するのも大事なことです。そういう面では製造業を選んでよかったなと思います。
未経験からでも働きやすい
製造業は体で覚えるみたいなところがあるので、比較的未経験からでも働きやすい業種です。ある程度の期間仕事に取り組めば自然と出来るようになるので心配しなくて大丈夫です。
デメリット

体力勝負
体が道具みたいなところがあるので致し方がないですが、製造業は体力勝負なところがあります。
でも、結局は慣れです。働いていれば自然と体もなれてきます。そして、動いている方が健康にもいいので僕は気にしません。
単純作業が多い
単純作業が多いのは事実です。時には1ヶ月同じ作業をするなんてことも珍しくありません。単純作業は無理だと言う方は、製造業の中でも頭を使うような仕事を見つけた方がいいです。
僕が金属加工を選んだのも比較的単純作業が少ないからです。応募する時は、そのあたりをよく確認しておくことをおすすめします。
製造業はもうやばい? まとめ
製造業オワコンなのか?僕の答えはまだまだ大丈夫だということです。しかし、これから厳しくなっていくことは確実です。とくに、自動車関連や家電は危うい。
僕がこれから製造業で働くとしたら、大企業と呼ばれるようなところは全部除外します。
なぜなら、スキルも身につかないし、物も売れなくなっているからです。
選ぶなら「中小企業」で特殊なものを作っているなどや、特殊な金属加工をしている企業を選びます。
そして、そういう企業しか生き残っていくのはきびしいのかなとも感じます。では!
コメントを残す