VARがjリーグにも本格的に導入されて、②シーズン目に突入しようとしています。
※2020年は中断もあって、一試合しか運用されませんでした。
VARはイタリア、ドイツなどのヨーロッパでは、一足先に2017年頃から運用が開始されました。
【サッカー】VARとは?
VARとは、Video Assistant Referee(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の略称で、主審や副審とは別の場所で映像を見ながらフィールドのレフェリーをサポートする審判員のことを指す。2018年に国際サッカー評議会(IFAB)が定めるサッカー競技規則記載の正式ルールとなった。IFABの承認を受けたリーグ、スタジアムにおいて、VARに関するライセンスを取得した審判員により、実施できるようになった。
引用:GOAL
しかし、Jリーグは議論されるものの、正式な決定には至りませんでした。
そんな、VARの運用が決まったのは、2019年に起きた『大誤審』がきっかけです。
それは、浦和レッズ対湘南ベルマーレの試合。
湘南ベルマーレの杉岡選手がペナルティエリア手前から放ったシュートかまさかのノーゴール判定。
この大誤審をきっかけにVARを早々に導入しようという機運が高まり、今に至ります。
VARはつまらない!
自分はVARには反対でした。
なぜなら、「サッカーがつまらなくなる」と思ったからです。
理由はVARによって、たびたび試合が止まって流れが悪くなってしまうこと。
それに、海外のサッカーを見ていて思ったのが、VARが導入されたからといって誤審が完璧になくなるわけじゃないってことです。
今でも怪しい判定はありますし、荒れてしまう試合もあります。
以上のような理由からVARには反対でした。
誤審は主審のせい!
そして、誤審はそもそも「主審」のせいだろ?という気持ちもありました。
サッカーでは主審がミスをすると、一斉に叩かれる風潮があるため、主審や審判団が悪い!と勝手に思い込んでいました。
家本劇場とは?
始まり
【2008年】ゼロックススーパーカップ 鹿島VS広島
前半12分にも関わらず、鹿島岩政が②枚目のイエローで退場。
前半38分にも広島の李が退場
その後、同点で迎えたPK戦。鹿島GK曽ヶ端の3度のPKを②回やり直させた。
試合はあれに荒れ、イエローカード11枚、レッドカードが3枚提示された。
試合後は
「試合をコントロールできていない」
「審判は反省しているはず」
「問題があったと言わざる得ない」
などと、苦言を呈された。
試合後、家本主審には『無期限担当割り当て停止処置』がくだされた。
その後の家本劇場を知りたい方はこちらからどうぞ。
〉〉家本劇場を知る
※彼が担当する試合前には必ずと言っていいほど耳にする言葉がある。それは、「今日、家本だって!!」である。
VARに対する考えが変わった
でも、ふと見たYouTubeに家本さんが出ているのを見て考えが変わりました。
※少し長い動画ですけど、面白いので見てみてください!
普段、家本さんが話しているのを聞くこともないですよね。
実際、聞いてみると主審も苦労してるんだなと思うことがありまたし、家本さんの人柄も最高です。
本当に人が良さそうな方。
そして、何か思っちゃったんですよね。
『主審も人間なんだよなって』
主審も人間なんだよな
何を当たり前のこと言ってるの?と思うかもしれませんが、サッカーの主審は人間だという意識があまりない人が多いと思っています。
それは、スタジアムに観戦に行っても感じるし、掲示板を見ていてもボロクソに言われていることからも分かります。
でも、試合が終われば家族もあるし、普通に生活があるんだよなと、、


VARは主審を守るもの
VARがあるとつまらないと思っていましたが、上の動画を見て、主審や審判団の苦労を知って気付きました。
VARは主審を守るために必要なんだと。
家本さんや他の主審も人間だからミスもします。
『家元劇場』と呼ばれて叩かれていたときの、本人や家族の気持ちを考えると居た堪れなくなります。
VARによって、少しでも主審や選手の疑惑の判定が減れば良いなと思います。
結論
『VAR』はサッカーはつまらなくなるけど、主審を守るためには必要!です。
今でも、VARによってサッカーが少しつまらなくなったと感じるときもあるし、VARの賛否はあります。
答えは誰にも分かりません。
しかし、どんどんひどくなっていた『主審に対する攻撃』を防ぐためにも、必要なのかもしれません。
(VARがもっと早くに導入していたら、家本さんもこんなに早く引退しなかったのかな?)
]]>
コメントを残す