- ベース弾いてみたをやってみたいけど、やり方がわからない。
- ベース弾いてみたにはどんな機材が必要なの?
この記事では『ベース弾いてみた動画に必要な機材』を解説しています。
▼この記事が参考になる人
- ベース弾いてみたに挑戦したい人
- ベース弾いてみた動画の作り方を知りたい方
- どんな機材を使ったらいいのかわからない方
以上の方に参考になると思います。
今回紹介する機材で動画を作れば、ある程度のクオリティの動画を作成することはできます。
※なお、この記事ではMacを使っている前提で話を進めていくので、スマホやWindowsの方には参考にならないと思います。
では、早速みていきましょう。
目次
ベース弾いてみた動画を作るときに必要な機材
ここで紹介するのは、僕が実際に使っている機材になります。
趣味レベルなので高い機材は使っていません。そもそも、趣味レベルならそんなに高い機材も必要なくある程度の動画は作ることができます。
最近の宅録機材のレベルは確実にあがっています。昔であれば、良い品質の動画を作るとなれば、高額な機材が必要になりました。技術の進歩に感謝です。
では、ベース弾いてみたを作るのに必要なものを見ていきます。
▼ベース弾いてみたに必要なもの
- パソコン(この記事ではMacです)
- オーディオインターフェース
- ミキサー
- ヘッドフォン
とりあえずこれだけあれば、ベース弾いてみた動画を作成することができます。
パソコン【Macの場合】

使うソフトはMacに最初からインストールされている【IMOVIE】です。IMOVIEがあればパソコンのインカムで映像も撮れるので、演奏と動画を同時に録れてしまうので簡単です。
気軽に早く録るならこの方法がおすすめです。
そのかわり、音質は低いです。もっとキレイに録音したいならMacにプリインストールされている『GarageBand』を使うのがおすすめです。
僕も最近はGarageBandを使っています。
GarageBandなどのDTMソフトを使うと後から音を加工できたり、アンプシュミレーターも利用できたりと、なにかと便利です。
音質やクオリティも上がります。しかし、パソコンのインカムを使うので、画質がよくありません。
画質にもこだわりたいのであれば、動画と音声を別に録り、後で編集する方法があります。
動画と音声を別録りして編集する【スマホや一眼レフを使う】
スマホでもパソコンのインカムよりも画質が上がります。iPhoneを使っているのであれば、撮影した動画もAirDropですぐに送ることができるのでかんたんに編集できます。
もっと画質を上げたいのであれば、一眼レフも選択肢にいれたいところです。
YouTubeなどにアップされている高画質の弾いてみた動画などは、ほとんど一眼レフで撮影されたものだと思います。
使ってみればわかりますが、スマホとの差は歴然です。
一眼レフの良いところは、背景をぼかした動画なども撮影できることです。

このような背景をぼかした動画などが撮影できるのが一眼レフの魅力ですね。
この一眼レフの1つ前のD5300を所有していますが、弾いてみた動画を作るのに適しています。一眼レフを選ぶときは、後ろの液晶部分が動くものを選んでください。

液晶部分がクルクルと動くので、しっかりと映像を確認しながら撮影をすることができます。
【オーディオインターフェイス】スタインバーグUR22mkII

オーディオインターフェイスとはベースのアナログ信号をデジタルに変換する装置です。
オーディオインターフェースがなければ、基本的にパソコンに録音することはできません。値段も安いものから高いものまで幅広くあります。しかし、趣味で使うならば、安いもので十分だと思います。
僕が使っているのは『スタインバーグ UR22mkII』です。
オーディオインターフェースのなかでは安いオーディオインターフェースですが、音質も使い勝手もとても良いです。
【ミキサー】べリンガーMX400

ミキサーはベースの音と音源をmixするのに使います。僕が買ったのは『べリンガーMX400』です。
べリンガーMX400は簡易的なミキサーですが、弾いてみた動画を作成するには十分なミキサーです。価格も安いので1つ持っておくと、いろいろな使い方ができるので重宝します。
このミキサーにベースの音とスマホからの音源を集約させてオーディオインターフェースに送っています。
iMovieを利用して、映像と音を同時に録るときにミキサーはあった方が良いです。。DAWソフトを使って、映像と音を別々にとった後に合成する場合は必要ないです。
ミキサーを使った場合のメリットはかんたんに手間をかけずに、録音できることです。
録音後の編集もそのままimovieでできるので、録音後の編集に時間をかけたくない方にもオススメの方法です。
【ヘッドホン】SONY MDR-CD900ST

ヘッドホンは『sony MDR-CD900ST』を使用しています。
ヘッドホンといえば、コレ!というようなイメージのあるヘッドフォンですね。sony MDR-CD900STの特徴は音を加工しないで、そのままの音を出力してくれることです。
プロのレコーディングでも利用されているので、よく目にするヘッドフォンです。
▼椎名林檎さんのレコーディング風景でも使用されていました。

sony MDR-CD900STを使う前はオーディオテクニカのヘッドフォンを使っていました。
オーディオテクニカもまったく悪くないヘッドフォンです。
しかし、個人的にオーディオテクニカのヘッドフォンは重低音が強い印象です。迫力はあるのですが、実際に出ている音とのギャップがかなりあるように感じます。
ベースに限らずですが、楽器を録音するときはできるだけ音を加工しないで、そのままの音を出力してくれるヘッドフォンを選びたいですね。
その点、sony MDR-CD900STは音もクリアで使いやすので、オススメしたいヘッドフォンになります。
高品質な動画を作るならDAWソフトも選択に入れよう

ベース弾いてみたの動画を作成するには、以上の機材などがあればかんたんに作れてしまいます。
- パソコン
- オーディオインターフェース
- ミキサー
- ヘッドフォン
ベース、パソコン、オーディオインターフェース、ミキサー、ヘッドホンがベース弾いてみたには最低限必要な機材です。
これさえあれば録音することは可能です。そして、もっといい音で録音したいと思ったら、DAWなどで作成することをオススメします。
やはり、高品質な弾いてみた動画を作るには、DAWソフトが必要不可欠になります。
MacならGarageBandがインストールされているので、すぐに使うことができます。GarageBandはDAWの操作に慣れていない方でもすぐに使えるので、DAW入門には良いDAWソフトだと思います。
もし、GarageBandでは物足りなくなったら、GarageBandの上位DAW「ロジック」に変更することができます。
新しくMacを買うなら、購入の段階でインストールするかを選べるのでインストールしておきたいソフトです。
▼studio oneという選択もあり

「studio one」はあるベーシストの方が使っていると聞いたので導入しました。
このソフトの特徴は軽い動作で音が良いことです。実際に使ってみましたが、確かに動作が軽くて音が良いです。
ただGarageBandに慣れてしまうと少し使いにくい気もします。慣れてしまえばどうってことはないのだと思うけれど。。
studiooneは有料のDAWですが、簡易版の『Studio One Prime』なら会員登録をすれば無料で使うことができます。
無料版なので、使える機能は制限されてしまいますが、弾いてみた動画の作成なら問題なく使用できるDAWだと思います。

もっと良い音で録音するにはどうしたらいい?

ここまでベース弾いてみたを作るときに必要な機材をみてきましたが、もっと良い音で録音するにはどうすればいいのかを解説します。
動画を作成していると、もっと良い音で録音したいと思う気持ちが強くなってきます。
良い音で録音するには以下の方法があります。
- 高性能なオーディオインターフェースに変更する
- プリアンプにこだわってみる
- 演奏技術を上げる
1 高性能なオーディオインターフェースに変更する
この記事で紹介した「スタインバーグ UR22mkII」でも問題はないのですが、あくまで低価格帯のオーディオインターフェースです。
やはり、もっと良い音質で録音するには、プロ使用のオーディオインターフェースにしたいところです。
普段からYouTubeなどでプロはどんなオーディオインターフェースを使っているのかを観察していると、ほとんどのベーシストが使っているオーディオインターフェースがあります。
それは、Universal Audioの「Apollo Twin 」です。
Universal Audio 『Apollo Twin 』

- 世界的ベストセラーであるApollo Twinの後継機、 Thunderbolt オーディオインターフェイス
- Heritage Edition:標準のRealtime Analog Classicsプラグインバンドルに加えて、Universal AudioのTeletronixと1176 Compressor、すべてのPultec EQ、UA 610 Unison mic preamp、Pure Plate Reverbを網羅した5種類のUADプラグインスイートをセットにしたプラグインバンドルが付属
- デスクトップ 10 x 6 Thunderbolt 3 オーディオインターフェイス、Apollo X ラックマウントインターフェイスから受け継いだ選び抜かれたA/D、D/Aコンバーター、2基のUnisonマイクプリアンプは、クラシックなチューブ、トランスベースのマイクプリアンプやギターアンプの素晴らしいモデリングを提供
なかなか一般人には手がでないくらいに価格が高いオーディオインターフェースです。
しかし、本気で録音環境を整えたいなら、候補にいれても良いオーディオインターフェースです。
▼プロベーシスト 川崎哲平さんも愛用者

本気でベースをやるなら、購入しても損はしないのではないでしょうか?
2 プリアンプにこだわってみる
DAWを使ったライン録音では、ベース本来の音を出力するのは難しくなります。
どうしても、線が細い音になってしまいます。
そんなときに、ベース本来の音を出力するのに役立つのが「プリアンプ」です。
代表的なプリアンプには「サンズアンプ」があります。ベーシストなら誰しも1度は使ったことがあるプリアンプです。
サンズアンプはベース本来の図太い音を出力してくれる、頼りになるプリアンプです。
しかし、その音色は好みが分かれるところです。なぜかと言うと、どんなベースを使ってもサンズの音になってしまうからです。
そのあたりが、メリットでもあるし、デメリットでもあります。サンズの音が好きなんだ!と言う人には最強のプリアンプになります。
▼最近のトレンドはアギュラーの「トーンハンマー」か?
最近のトレンドはトーンハンマーの気がします。
現在、僕がメインで使っているのも、このトーンハンマーです。トーンハンマー自体は昔からあるのですが、よく耳にするようになったのは最近な気がします。
特徴は、比較的ベースの音に忠実な原音重視系のプリアンプです。相性としてはパッシブのベースにマッチする気がします。
原音重視と言っても、ドライブチャンネルを完備しているので歪んだ音も作ることができます。幅広い音作りができるのも人気な理由かもしれません。
3 演奏技術を上げる
ここまで機材のことばっかりを説明してきましたが、やはり1番重要なのは演奏技術を上げることをおろそかにしたらいけない気がします。
演奏技術が高いベーシストの音にはどんな機材もかなわない気がします。
演奏技術を上げるには、ベースを毎日のように練習するしか方法はありません。どんなに良い機材を使っても地道な練習にかないません。
もし、どうやって練習したらわからない。またはすぐにうまくなりたいのなら、ベーススクールに通うのも1つの手段だと思います。
最近ではオンラインでもベースを教えてくれるスクールが増えてきました。
ベーススクールの良いところは、プロの目から見て的確なアドバイスがもらえるところです。
一人で練習していても、本当にこれでいいのだろうか?などの不安がつきものです。そんなときにプロのアドバイスは本当にありがたいものだと思います。
機材を安く購入する方法
コロナの影響でネット配信需要が高まりオーディオインターフェースを始めとして、音響機器が高騰しています。
少しでも安く購入するには、普段からいろいろなサイトをチェックしておくことが欠かせません。
- Amazon
- サウンドハウス
- デジマート
以上のサイトは定期的にチェックしておきたいです。おもわぬ値段で掘り出し物があるときがあります。
中には詐欺じゃないの?と言うくらいに金額が跳ね上がっているケースもあるので注意です。きちんと適正価格を判断して購入しましょう。
まとめ
ベース弾いてみた動画に必要な機材の紹介記事でした。
ベース弾いてみたに必要な最低限以下の機材があれば作ることができます。
- パソコン(この記事ではMacです)
- オーディオインターフェース
- ミキサー
- ヘッドフォン
少し前までは、パソコンでレコーディングするとなると、高価な機材が必要でした。安いオーディオインターフェースなども音質の面で不満があることが多かったです。
でも、今は安い機材でも十分に使えるくらい品質も上がっていますし、DAWソフトにもアンプシュミレーターなどが搭載されているなど便利になりました。無料で使えるDAWなどもあります。
もっと高音質で録音したい方は機材にもこだわってください。
▼オススメのプリアンプ【アギュラーのトーンハンマー】
▼これ以上ない最高音質【Universal Audio Apollo Twin】
弾いてみた動画も、以前に比べたら比較的かんたんに作成することができます。
そして、弾いてみた動画を作り、自分の演奏を客観的にみることは練習になります。自分の演奏を客観的に聞くと絶望したくなりますが、ベースがうまくなるための秘訣でもあります。
恥ずかしがらずに、どんどん弾いてみた動画を作成してYouTubeなどに公開していきましょう。
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